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yuri

鼻が高いね!は褒め言葉じゃない?

Updated: Mar 27, 2023






こんにちは。ブログの更新が久しぶりです。


ただ単にサボっていました。最近の隙間時間は数年前にはまって見ていたNETFLIXのTVシリーズ”offspring”(オーストラリアのTVドラマ)に再度はまってしまってシーズン7全部再び制覇!



全部見終わって達成感はあるけど、ちょっとロス感もあり、次なに見ようかな〜と迷い中。



さて、その話は良いとして、


今回は褒め言葉とコンプレックス、国による価値観の違いについて少し考えることがあったのでそのことを書いていきたいと思います。



個人的な経験なので、私がいっていることが正しい!とかないので、サラーっと読んでもらえるとありがたいです。



私は100%日本人で、日本で生まれて日本で過ごした時間が人生の中で一番長いです。


そんな私ですが、外国人の容姿や、整った顔に昔から憧れていました。



アジア人の美ももちろん憧れるのですが、それ以上に自分とは全く違う欧米や、北欧の顔立ちやスタイルは、同じ人間なのにフェアじゃないなーと思うくらい羨ましく思っていた時期もあります。



すらっと長い手足



小さくてシュッとした顔立ち



色素の薄い髪の色



瞳の色



ハリウッドスターの容姿なんて、本当に別世界ですよね。こんな美しい人たちが自分と同じ世界に存在していると言うことが信じられないと思っていました。



日本で暮らしているときは、まだまだ外国人が珍しくたまたま外国人を見かけたりすると、多分物珍しくチラチラ見ていたと思いますw




日本人にとっては外国人の容姿が物珍しくて目を引くので、悪気はないと思うのですが、私の旦那はイタリア人でブロンドヘアの青い目。



旦那は日本での生活約2年の生活で、どこに行っても誰かの視線を感じる。日本にいるマジョリティーの人と違う容姿というだけで目立って、いい意味でも悪い意味でも特別扱いされている。外国人扱いされていることに不満を募らせていました。



(↑これが私たちが海外に移住を決めた理由の一つでもありますが…)



そんな旦那が日本に住み始めた当初に戸惑っていたことは、



初対面の人に、「鼻高いーー」と褒められること。



私を含め、多分多くの日本人が憧れる高くてスーッとした鼻



旦那の外国人特有の高い鼻をみた人は



褒め言葉として、旦那に「鼻が高いですね」と褒めていました。




しかし、この「鼻が高いですね」は実は旦那にとっては全く褒め言葉ではなく、どちらかというと「鼻大きいね」みたいな悪口のように捉えているみたいで



なんで日本人は自分の鼻のことをいつも「鼻が高い」と言うのかと時には憤慨していました。



イタリアでは鼻が高いとか低いとかは全く褒めるようなことではなくて、むしろ大きな鼻より小さな鼻の方がスタイリッシュなのだとか。



本人は多少自分の鼻の大きさ(高さ)を認識はしていたけれど、日本にいる短期間の中で一番「鼻」について指摘されることはあまり嬉しくないと言っていました。




私も鼻が高いは褒め言葉だと思っていたので衝撃。



もう一つ、「色が白い」ということが嫌な旦那。白人だから仕方ないんだろうけど、夏に日焼けしても冬になったら白くなっている…



死人みたいでヤダと冬は写真をあまり撮らせてくれない。

冬の日でも太陽が出ているときはせっせと日光浴をしていました。とにかく 肌が白い=恥ずかしい らしい。



自分が良いと思っていることがその人にとっては全然違ったりするので、文化の違いとか、その国の価値観もあるから個人の容姿を指摘するのは一度ちゃんと考えないといけないんだな、と思いました。




オーストラリアでこんな経験もしました。


当時彼氏がいなく、シングルライフを楽しんでいた私に対して、アフリカ人の同僚が、彼氏が欲しいならもう少し太れ!と言われました。


ちなみに私は多くの日本人女子と比べると決して痩せている分類には入りません。むしろやや肥満。w



アフリカでは膨よかな女性がモテる、みたいです。



また、私は生まれた時から自他ともに認める地黒でさらに常に日焼けしているので色が黒いのですが、



これはカナダ滞在中、オーストラリア滞在中、現在のマルタ滞在中も外国人の方に好評で、肌の色がいいねとよく褒められます。



でもこの経験、日本ではゼロ。日本にいるときに「色黒いね」ってよくいわれてましたが、全然褒められてる感じがありませんでした。「色黒いね」失礼な人には、若くないんだからシミとか大丈夫?とかまで言われる始末w



それもそう、多くの女性が美白に命をかけ、多くの男性が色白の女性を好んでいると思うので(←個人的意見です)



中肉中背の色黒の私が日本にいた時にもらえる最強の褒め言葉は、「健康的だね」でした。20代のときは、健康的?って褒めてんのかなんなのかよくわかりませんでしたwでもこれは褒め言葉として今は受け取っています。



そんなこんなで、日本で育ってきた私はあまり褒められることがなかったので褒め慣れてないし、普段の生活で人を褒めることもあまりなかったのですが



海外生活をしていると些細なことを色々褒められます。


もちろん褒められ慣れてない私は初めはどうリアクションしていいか分からずはにかんで戸惑っていましたが、最近ではいろいろ褒められ、ちゃんとそれを受け入れていますw



日本人感覚からすると、「謙遜」の文化というか


褒められたら、「いえいえ、そんなことはありません、あなたの方が素敵ですよ」

みたいに謙遜からの逆に相手を褒め称えないといけない感覚に陥ってしまいがちですがその感覚は捨てることにしました。



カナダ・オーストラリア滞在中はたくさんの褒め言葉をもらいました。


知らない人に、そのドレス素敵ね、とか、ネイルかわいいね、とか素敵な瞳ね、とか素敵なスマイルね、とか



ほんとかよ?!って思うくらいみんな色々褒めてくれるので褒められ慣れしてきて、

今は私も人を褒めるようにしています。



褒められて悪い気はしませんよね。(嫌味とか悪意のある場合は別ですか)



単純に自分がいいなーと思ったことは相手に伝える訓練もやっております。



でもこの習慣、日本語でやろうとするとハードル高いな、と感じています。

日本語だと、サラーっと褒めれない。これも今後訓練していこうと思いますw



ちょっと話がまとまらない感じになりましたが、文化の違いはあるけど、そこを考慮しながら褒める文化って悪くないなと思っていると言う話でした。



まとめが雑ですみません。笑



マルタでの生活や、海外生活を通して思ったことや感じたことをシェアしていきたいと思っています。次は間を空けず更新目指しますw


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ciao!









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